NaraExplorer
奈良八重桜/国立奈良女子大学創立100周年記念酒
NaraExplorerは、奈良で唯一の英語観光情報誌です(2008年6月創刊)。
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国立奈良女子大学創立100周年記念酒「奈良八重桜」
奈良発祥の桜と日本酒が夢の競演
奈良八重桜が出来るまで
奈良は日本酒発祥の地。江戸時代初めの将軍・徳川家康(1543-1616年)は「奈良酒をもって最上となす」と評価したほど、全国にその名を轟かせてきた。
一方、奈良発祥の桜「奈良八重桜」は、奈良に都を築いた聖武天皇(701-756年)によって発見された歴史ある桜だ。蕾の時は紅色で、花が開くと白に近い色になり、散り際にはまた深い紅色へと可憐に変化する。
「奈良八重桜」が学章にも使われている国立奈良女子大学が、今年5月に創立100周年を迎えるのを記念して、学内に咲くこの桜から清酒酵母を分離・培養して日本酒を造ろうと計画したのが2006年。その後、清酒「春鹿」醸造元、奈良県工業技術センターの力を借りて、昨年秋、ついに清酒「奈良八重桜」を誕生させた。
自然界からうまい酒を造る清酒酵母を分離させるのは天文学的確率と言われている中、「奈良八重桜」の清酒酵母はコハク酸(うま味物質)やリンゴ酸(爽快感のある酸味)を多く含む。そのため、ほのかな甘みと奥深いうま味、そして爽やかな飲み口が特徴的だ。
発売は5月1日から。製造・販売元は清酒「春鹿」醸造元で、「春鹿」や奈良女子大学のほか、各酒店で購入できる。サイズは300mml、720mmlを予定。価格未定。詳しくはtel:0742-23-2255(清酒「春鹿」醸造元)まで。
日本酒の製造方法
日本酒は、精米した米に麹菌を加えて糖化させ、清酒酵母を加えて培養することで発酵作用を起こさせる。清酒酵母はアルコールを作り出すために大変重要な役割を果たすものだが、微生物から酵母を分離させることは非常に難しく、1904年以降は醸造試験所より頒布されている「協会酵母」を酒造りに使用するのが一般的。
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